フリーエンジニアが節税するポイント

フリーエンジニアとして仕事を始めると、会社員時代に会社任せにしていたことも全て自分で行わなければならない。なかでも、特に面倒な作業の一つが会計ではないだろうか。
フリーエンジニアの場合には、自分で仕事に関連した経費や売上などの帳簿をつける事になる。帳簿をつけて1年間の「売上額」から「経費」を差し引いた「所得額」を期間内に税務署に申告し、「確定申告」をしなければならない。所得額からその年の納税額を計算して資料を提出し、納付まで行うのが確定申告であり、1年間の帳簿が正しく作成されていれば、確定申告も楽に行える。

仕事には通信費、光熱費、家賃などの費用がかかる。さらに、打ち合わせで移動した場合などには交通費、必要な本や文房具を購入した場合には、消耗品費として経費に計上できるものが様々ある。この経費をきちんと管理することが節税につながる。
また、パソコンなど10万円以上の金額のものを購入した場合には、購入費用を数年に分けて費用に計上できる「減価償却」処理を行うことが節税につながる。極端な例だが、売上100万円、経費95万円にパソコン10万円を足して売上から引いた場合、減価償却をしないと「100-(95+10)=-5」となる。利益が-5万円のためこの年の納税額は0円になるが、白色申告だとマイナスの分は翌年に持ち越せないので「5万円は経費として計算されない」ことになる。そのため、費用を均等に毎年計算する方が確実な節税が出来るといえるだろう。

様々な会計知識があると、フリーエンジニアの収入と費用が漏れなく計算でき、確実かつ効果の大きい節税をする事が可能になる。誤った申告を行って、無駄に税金を払ってしまうことにならないようにするためにも会計知識を身に付けておきたい。
なお、会計知識に関してはこのサイト(((http://freeengineer-knowledge.com/)))が参考になるだろう。

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